モリブデン、バナジウム、ケイ素、ニッケル
モリブデン
からだのなかの、肝臓や腎臓などのいくつかの酵素にはモリブデンが必要であるが、その量は少ない。たとえば、貧血にならないためにも、モリブデンが働いている。
ふつうの食事で摂取量は問に合っているようである。0.15〜0.5ミリグラムの摂取が適性であるとされている(アメリカ国家調査委員会)
バナジウム
バナジウムは、脂質の代謝をよくし、骨や歯をつくるのに働いている。また、貧血の回復を早めるともいわれている。
バナジウムが不足すると、脂肪、コレステロールの動きが悪くなって、動脈硬化の傾向が増すといわれる。バナジウムは食事から充分にとれる。
ケイ素
このミネラルは、結合組織、コラーゲンを丈夫にし、皮膚を強く、骨を強化し弾力を与える。小魚に多く含まれている。
ニッケル
ニッケルは必須である。遺伝子が働いて細胞をつくる場合などに、ニッケルが必要ですが、ふつう、食事でとれます。