ミネラルの効果と摂取量

鉄、銅

 

体の組織にとって、酸素の供給は死命を制することです。
その役を担っているのが、鉄の原子を含んだタンパク質です。

 

その鉄を含むタンパク質には、次の3種類があります。

 

I.ヘモグロビン。造血のとき、赤血球のなかでつくられます。肺で酸素を受け取り細胞に運びます。
 ヘモグロビンがいちばん多い。
2.ミオグロビン。筋肉のなかに酸素を蓄え、運動するときに放出します。

 

3、チトクロームC。ふつうの細胞のなかに酸素を蓄え、必要なときに放出します。

 

食事に鉄が不足すると、ヘモグロビンのできが悪くなって、赤血球が少なくなります。これが、鉄欠性の貧血です。

 

ヘモグロビンづくりには、ミネラルの銅の助けも必要です。銅が不足して生ずる貧血が、銅欠性の貧血です。

 

この他、造血は細胞づくりそのものなので、各種のミネラル、マンガン、マグネシウム、亜鉛など、それに、ビタミンB群、葉酸、B12などの不足が影響してきます。

 

赤血球が分解されるとき、そのなかの鉄が再利用されるので、からだが一日に必要とする鉄は、1ミリグラムほどです。

 

女性の場合、月経で血に含まれている鉄を失うので、必要な鉄は男性の1.5〜2倍の1.5〜2ミリグラムくらいですが、それでも貧血になりやすいのです。

 

貧血になると、めまい、物悸、息切れ、疲れ、青白い顔、薄くそりかえった爪などの症状が見られます。

 

成長期、思春期の子供は、鉄の必要量はむしろ成人より多いにもかかわらず、食生活がよくないために、貧血に陥りやすいので、子供の食事には気を配る必要があります。

 

ところで、腸での鉄の吸収率は、わずか10%くらいである。鉄の必要量を満たすために、食事のなかには、鉄が十倍は含まれていなければならないのです。

 

つまり、鉄の摂取量は、10〜12ミリグラム、妊婦や授乳婦では、20ミリグラムほどとなります。母乳には牛乳より多くの鉄が含まれているのです。

 

食事に含まれるビタミンCやタンパク質などは鉄の吸収をよくします。

 

また、鉄剤では、有機鉄が吸収しやすい。無機の硫酸第一鉄は吸収率が落ちます。

 

これは、ビタミンEを破壊するので、もし、これをとる場合には、ビタミンEとは時間的に離してとる必要があるのです。

 

銅の一日の適性摂取量は、アメリカ政府は2〜3ミリグラムすすめている。これは、食事を改善することで十分に補える量です。


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