ビタミンCの効果と摂取量

コレステロールを正常にす

「ビタミンCの摂取が心臓病を減らした!」

 

このことが以前アメリカで話題になっていました。

 

「このままいけば、アメリカを滅ぼす」とまでいわれたほど心臓自体に血液を送る冠状動脈に血栓が詰まるタイプの心臓病が、悪い状態にあったのです。

 

その心臓病が減ってきたのです。

 

その意味を、統計から分析して見せたのは、チェコのコレステロール研究の大家ジンター博士でした。

 

ビタミンCを摂取する習慣が広がって、心臓血管の中からコレステロール沈着が減ったというのです。

 

ひところ、「コレステロールーノイローゼ」が出るほど、コレステロールはからだの悪玉だと騒がれたのですが、本当はこうなのです。

 

コレステロールは、れっきとした生体必要物質です。細胞膜を支柱のように支える成分なのです。

 

つまり、コレステロールがないと、細胞はガタガタになってしまいます。それだけではありません。

 

コレステロールは、性ホルモン、副腎皮質ホルモン、ビタミンDのもとになっているのです。

 

これだけ大切なコレステロールが、食事からとり入れられるだけで十分なはずはありません。

 

その大半は、からだのなかで合成されているのです。

 

血中のコレステロールは、タンパク質と結んで水に溶けていてリポタンパクといわれますが、このとき、血管にとってよいものと、悪いものとができるのですが、悪いものは血管に沈着し、よいものは、むしろ血管にたまったコレステロールを溶かして流すというすぐれた性質かあるのです。

 

ビタミンCは、このよいコレステロールを増やす性質をもっています。しかも、低比重のコレステロールが血管に沈着して、硬化するのを防いでくれるのです。

 

また、コレステロールをからだの外に出そうと思ったら、胆汁酸にして腸を通して出さねばなりません。

 

この胆汁酸をつくるのにビタミンCが働いているのです。

 

ビタミンCの摂取量が減ると、胆汁酸をつくるのが滞り、血中にコレステロールがたまってきます。

 

ビタミンCの摂取量が多いと、血中のコレステロールが少なくなる原理です。つまり、ビタミンCはコレステロールを正常にしてくれるというわけです。

 

また、ビタミンCは中性脂肪の代謝を良くして、血管や細胞の中にたまるのを防ぐようにも作用します。

 

だから、ビタミンCを多めにとれば、動脈硬化などの血管の硬化がふせげるのです。

 

わが国では、脳卒中と心臓病を合わせると死因の大きな部分を占めていますが、これはビタミンCの摂取不足による血管の故障が原因の一つだといえる。

 

動脈硬化が、子供にまで見られるようになったということも、食事中のビタミンCの不足が、食事の欧米化で、ますますひどくなっているということになります。

 

さらに、血管の硬化は、血圧を上昇させて、脳卒中にいたらしめるのですが、ビタミンCには血圧を下げて、正常にする働きもあります。

 

このように、ビタミンCは、血管と血圧を正常にするために欠かせないビタミンなのです。


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