ミネラルの効果と摂取量

ナトリウム、カリウム

ナトリウム、カリウムについて

 

日本人は食塩をとりすぎるといわれていましたが、そのとりすぎもかなり減ってきました。

 

それというのも、大阪の成人病センターが、秋田県のある町で、食塩の利用を半分にするよう食生活改善指導をしたところ、脳卒中が大幅に減少するということがわかってからです。

 

世界的にも、食塩摂取量が6グラム以下のところでは、高血圧が少ないのです。

 

つまり、高血圧の主な原因は、食塩をつくっているミネラルの一つ、ナトリウムにあります。

 

細胞は一種の袋で、その外も内も水溶液です。

 

その外の液の濃度を主に調節しているのが、ナトリウムなのです。

 

細胞の外の液といえば、まず、血液があります。ナトリウムが増えて血液が濃くなると、水が浸透してきて圧力が高くなるのです。

 

つまり、血圧が高くなるということです。

 

細胞の内側で主に濃度を保っているのが、ミネラルのカリウムです。

 

カリウムが増えると、血液から細胞のなかに水が移動して、血液の圧力は下がります。

 

このように、からだのなかでは、ナトリウムとカリウムの量によって血液と細胞の圧力のバランスがとれるように調節されているのです。

 

ところが、食塩を多くとるとナトリウムが増えてバランスが崩れ、血圧が上昇する。カリウムが少なすぎても伺じように、バランスが崩れて血圧が上がります。

 

そういう理由から、食生活で多くなりがちな食塩を減らして、むしろ、カリウムをとるようにしなければなりません。

 

ナトリウムは尿から失われますが、ナトリウムが多いとカリウムもどんどん失われるので、カリウムが不足します。利尿剤を使用した場合も、カリウムが失われてしまいます。

 

ストレスがあるとナトリウムが増え、血圧が上昇し、血液の量が増えてナトリウムが多くなります。

 

その際、尿からはナトリウム、カリウムともに失われますので、ストレスが続くと、疲労するのです。

 

お酒を長時間飲んでも同じことが生じます。塩からいものが欲しくなるのは、ミネラルが薄くなって血圧が下がるのを防ごうとしているためです。

 

カリウムは筋肉で重要な役をしています。

 

エネルギーをつくり出すには、カリウムの協力が必要です。

 

カリウムが不足すると、筋肉の動きが悪くなるのはそのためです。

 

こういうときには、腸の動きや心臓の動きも悪くなるが、カリウムやパントテン酸などをとると元気が出ます。

 

つまり、ナトリウムのとりすぎは、カリウム不足を招くため、筋肉疲労、不整脈、腸の動きなどを悪くし、不眠症にさえなりかねません。

 

それだけではありません。

 

カリウム不足は、エネルギーの利用を悪くするので、低血糖症、糖尿病によくないのです。

 

また、糖分をたくさんとってもカリウムが消費されるので、カリウム不足が深まる一方になるため、注意が必要なのです。

 

カリウムは、肉、牛乳、果物、野菜などに広く含まれているのに、不足することがあります。調理すると煮汁のなかにカリウムが出やすいからです。

 

食事の食塩の量をとりすぎないように注意することです。

 

汗を多くかく場合、食塩の必要量は増えるが、とりすぎないこと。

 

また、加工食品には、かなり多く食塩が含まれていることを忘れないようにしましょう。

 

ナトリウムの一日の摂取量は、3グラムまで、カリウムは5グラムほどがよいのです。食塩は、一日に6グラムまでとすることです。


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